「近すぎて見えないもの」 特別記念講演 (共催)
障がい者就労の現場をひとまず離れる森安氏の特別記念講演が、南コミュニティーセンターせせらぎで執り行われました。
一般社団法人の無限さんが主催され、共催させていただきました。
これだけたくさんの方が、就労という分野に関心を持たれていると同時に
森安さんの話される一言一言に対して深く共感されていることを実感いたしました。
森安さんとの繋がりについては、通信「きららの実」や「きららの木だより」にて、以前にご紹介させていただきました通りですが、理事長江川美奈子が森安さんと一緒に活動させていただいていることも多く、年に1回は、きららの木の生活介護の現場へ足を運んでくださり、様々な活動を通してご利用者様と無邪気に楽しく過ごしてくださっていました。
本日の講演においては、これまでの歴史の中で感じたことや、
普段の講演ではあまり話されて来なかった「聾の女の子との出会い」をお話ししてくださいました。
その方とコミュニケーションが取れなかったのは
「相手が聾の方であったからではなく、相手が聾であるから何も伝える受け取る方法はない」
と思っていた「自分」であった。と気付いたこと。
「気付かなければ傷つけただけで終わっていた」こと。
「障害があるのではなく、社会が障害を作っている」こと。
「みんなが大好き」「お互いさま」など、これらの森安さんらしい言葉の中に温かさと強さを感じました。
森安さんからも「これからもお願いします」とお言葉を頂戴いたしましたが、奈良を離れられても繋がってくださるというお約束だと思っております。
森安さん。ありがとうございました(^^)