- HOME
- 私たちの思い
私たちの思い
日々の活動の中で笑顔を大切にし、健康な心と体をつくります。
一人ひとりが認め愛い、支え愛い、ともに生きてゆける豊かな心を育てます。
人が集い、人がつながれる場をめざして、地域いっぱいの人たちと共に歩みます。
私たちの原点と思い
当法人を今日まで共に支え、励まし育てて下さったすべての皆様に心より拝謝申し上げます。
設立から今日まで、全てに必死で全てに本気でした。重度の障害のある子どもの母親として、「子育て」、「日々の暮らし」「生きる」の中で、法人設立そして事業開始へと奮闘の日々でした。子どもたちに押し寄せる未来の不安の中、明るい夢と希望を掲げて、強固な意志のもと第一歩を踏み出しました。何もなかった無形のものからの挑戦が始まりました。原動力は「子どもたちの笑顔」。ただそこで確固たるものとして存在していたのは、親が子どもの将来を案ずる深い愛情でした。なかまの保護者と苦楽を積み重ね、体験する中で、諦めるという選択肢を選ばず、夢の実現に向けて歩み続けました。時を経て、今日をこのように迎えられるとは想像すら及びませんでした。当初から御指導いただいております諸先輩をはじめ、私たちを応援してくださっている賛助会員の皆様、多くの支援者の皆様、関わってくださったすべての皆様に心より深く感謝申し上げます。
これからも全ての子どもたちに分け隔てなく、深い愛情をいつ何時も変わることなく持ち続けます。
平成から令和へと元号も移り変わり、子どもたちを取り巻く環境も目まぐるしく激動の変化を遂げています。平成26年に「障害者権利条約」が批准され、平成28年には「奈良県障害のある人もない人もともに暮らしやすい社会づくり条例」が施行されました。障害のある人もやっと一人の人として当然の権利を持つことができました。国や県、市の福祉施策の動向を踏まえ、当法人のあり方、目指す方向を、利用者の皆さんと共に考えていく時がきました。利用者の皆さんのニーズも多岐にわたってきており、個々人の抱くねがいが多様であるならば、それぞれに対応する支援も多様なものが必要となります。事業内容ではプログラム、提供サービスの見直しを10年先を見据えて再考します。あわせて、地域づくりの役割を担えるような法人を構築していかなければなりません。障害のある人が共生できるまちづくりを目指し、地域の皆さんと新たに線で結びあい、やがて面に広げあっていくことができたなら共に住むまちにつながると信じています。そのためにも当法人の機能や職員の専門性を地域住民のみなさんの生活につながりを活かしていくことができるよう歩んでまいります。
「福祉でまちづくり」に向けて、地域の皆さん、地域の福祉団体、関係行政機関と連携して新たな一歩を踏み出します。「あなたがいるからわたしはうれしい」一人ひとりが存在を認め合い、支え合い、人が集いつながり、共に生きてゆけるよう法人一丸となって常に笑顔で歩み続けます。
最後に、わが子に障害があることの宣告を受け、大きな衝撃を受けました。あれから26年、心温かい多くの方々に支えて頂き、今日を迎えることができました。今後、どこかで誰かが同じ思いをしたとしても、正しい障害者理解の広がりが大きな意味を成すものと信じています。障害のあると言われている人も、障害があると言われてない人も、皆が一度きりの自分の人生を自分らしく生き抜いてほしいと思います。日々、ともに感動し共感し、その人の命と存在を大切に支え合える社会に夢と希望を持ちます。
これからも、きららの木に色とりどりの花が咲き豊かな実が実るよう、共に育てて下さいますよう、どうぞ皆様よろしくお願い申し上げます。
令和2年10月吉日
設立趣旨書
1 趣旨
私たちは障がいのある子どもの親として、あるいは支援者として仲間として、共に地域で生きていこうと強く思っています。例えば閉鎖的な環境の中で情報に振り回されながら子育てに不安を感じている親たち。とりわけ障がいがある場合更に強い不安を感じてきました。私たちの先輩は障がい者(児)運動、実践等の歴史の中で彼らの問題に一定の整理がされました。今、社会福祉制度も変わりまさに新しい時代を迎えようとしています。
特に私たちは養護学校卒業の進路には本人、保護者は強く不安を感じています。人間らしく働き、どこまでも豊かさを追及し、自立支援に向けて、彼らの活動の場の立ち上げを強く決意し準備をすすめています。私達は自立支援法の「生活介護」をめざしています。一人ひとりの個性を尊重しつつ、昼間の支援、援助等を行うと共に創作的な活動及び生産的な活動を提供したく考え、活動の展開をはじめています。活動のテーマの中には「一人はみんなのために、みんなは一人のために」を大切にした活動を考えています。また、私たちは障がいのあるなしに関わらず、誰もがいきいきと生活できる地域づくりのために、人が集い、人が繋がり、情報が集まり、情報を広げ、風通しの良い開放的な場所作りを考えています。
私たちのこの活動が継続的な取り組みのため、活動の透明化のために、より多くの人たちとの共生のために法人格が必要になると考えます。
これらの活動で彼らが、地域の子どもが生き生きと活動することにより、地域をはじめとした不特定多数の仲間に勇気を与え新しい文化づくりに役立つものと思います。
2 申請に至るまでの経過
未就学児童園施設に共に通園していた保護者が偶然に出会い情報交換する中で話題の中心は養護学校卒業後の進路に不安を感じていると共通理解しました。それではと1年半あまりの間情報交換、討議、施設見学等の活動を行ってきました。活動の中でただ不安ばかり口にするのではなく、活動仲間の強い共通の声によりきらら木を立ち上げる決意をしました。そして障がいのある人たちだけでなく、まちづくり、文化の振興等のはば広い活動をめざすため、
平成21年2月7日に特定非営利活動法人きららの木の創立準備会を開催しました。
平成21年2月28日に特定非営利活動法人きららの木の設立総会を開催しました。
平成21年2月28日
特定非営利活動法人の名称
特定非営利活動法人きららの木
設立代表者 江川 美奈子
沿革
- 2007年4月1日
-
養護学校卒業後の進路について会合をはじめる
- 2008年9月1日
-
きららの木準備委員会発足
-
法人設立準備の保護者定例会
-
- 2009年2月28日
-
特定非営利活動法人 きららの木 設立総会
-
設立総会(奈良県立奈良東養護学校にて)
-
江川理事長 挨拶
-
西田副理事長 挨拶
-
総会の様子
-
- 2009年7月8日
-
特定非営利活動法人 きららの木 法人設立
- 2010年6月13日
-
特定非営利活動法人 きららの木 第1回通常総会
-
第1回通常総会(奈良市総合福祉センター)
-
総会の様子
-
ハッピーボランティアの子どもたち
-
- 2011年5月1日
-
児童デイサービス「きららの木 りーふ」開所
~みんなで手作りの開所準備~-
みんなでペンキ塗り
-
みんなでフローリング貼り
-
- 2012年3月1日
-
生活介護事業「きららの木 いろ葉」開所
~みんなで手作り開所準備、開所式~-
みんなでペンキ塗り
-
おやじの会 フローリング貼り
-
おやじの会 雑木伐採
-
開所式
-
開所式の様子
-
開所当時の建物外観
-
- 2012年10月1日
-
行動援護事業・地域生活支援事業 移動支援「スマイルライフきららの木」開所
地域保健福祉活動振興事業にて「子育てサークルぶらんこ」開所-
子育てサークルぶらんこ
-
- 2013年4月1日
-
児童発達支援「たのしい」開所
放課後等デイサービス「たのしい」開所-
事業所 室内
-
児童発達支援「たのしい」の様子
-
- 2013年10月1日
-
特定相談支援事業・障害児相談支援事業
「相談支援センター きららの木きらきら」開所 - 2014年5月1日
-
居宅介護事業「スマイルライフきららの木」開所
- 2015年3月1日
-
生活介護事業「華で厳る」開所
-
職員みんなでリフォーム
-
開所の準備
-
理事長、副理事長 華畑開拓
-
開所式 「華で厳る」由来紹介
-
集合写真
-
奈良新聞 掲載
-
- 2016年6月28日
-
理事長 江川美奈子 内閣府男女共同参画局「平成28年度女性のチャレンジ賞」受賞
-
授賞式
-
表彰状
-
- 2016年12月12日
-
まほろば「あいサポート企業・団体」認定
-
認定証
-
- 2017年7月1日
-
法人本部 奈良市三碓町に移転
生活介護事業「きららの木 いろ葉」 奈良市三碓町に移転
居宅介護事業・地域生活支援事業移動支援・行動援護事業「スマイルライフきららの木」
奈良市三碓町に移転
放課後等デイサービス(重症心身障害児)「きらら」開所-
放課後等デイサービス(重症心身障害児)「きらら」
-
- 2017年9月1日
-
児童発達支援「たのしい」と放課後等デイサービス「きららの木 りーふ」「たのしい」が
奈良市三碓町に移転
移転に伴い「たのしい りーふ」に名称変更 - 2017年9月29日
-
「奈良県福祉・介護事業所認証制度」認証事業所 認定
-
全事業所の認証書
-
- 2018年10月29日
-
奈良県介護大賞・あたたか介護賞 受賞
-
表彰状
-