優しさ ぬくもりのある地域づくり きららコミュニケーションズ
活動日誌

新入職員研修

新入職員研修を実施しました。対象は5名です。

今回はスタイルを変えて、講師の追加で、保護者でもあり、きららの木設立当初からの仲間である中村淳子先生に、

法人設立の歴史、当時の思いを語っていただきました。

 

・仔鹿園での江川理事長との出会い

・障害が重ければ、施設を選ぶことのできない現実

・寒くても痛くても伝えられない子どもの気持ち

・お母さんたちが集い、話し合いを繰り返しながらお祭りやバザーに出店し、自分たちの想いを伝えてきたこと

当時は自分の子より他の子たちを褒めないといけないと思っていたが、江川理事長に出会い、初めて自分の子どもを

褒めていいんだと思えたこと。当時から子どもたちのことを心から愛し、子どもたちの人生に本気で向き合う江川理事長のことを、保護者の立場から語っていただきました。

 

その後の新人職員研修では、講師は江川理事長

・安全衛生の基本

・職場のマナーとコンプライアンス

・情報管理 ・就業規則等

 

「なぜ?」「障がいのある人のしあわせって?」「今を生きるって?」「本当にこれで良いの?」

常に自分に問うことで支援に深みが出る。

迷ったときは、理念に立ち戻ってほしい。

「福祉は哲学」

 

続いては奥田副理事長が講師を務める

・「奈良県障害のある人もない人もともに暮らしやすい社会づくり条例」

・障害についての知識等の条例等権利条約

 

研修を受講した新人職員の感想です。

「きららの木が立ち上げられた思いをこれからもっと学んでいきたい」

「障害者は何かをしてあげる存在ではない」「人と人で対等の立場」

 

新しくチームの仲間となった職員とともに、自分たちに与えられた使命とは何かを常に考え、問いながら

力を合わせて歩んでまいります。