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優しさ ぬくもりのある地域づくり きららコミュニケーションズ
活動日誌

平成31年1月 NPO法人きららの木 全体会(研修会)

皆さま 

新年あけましておめでとうございます。

 

平成31年は1月4日より各事業所の業務を開始し、

1月5日に法人全体会を行いました。

今回の全体研修では「立ち上げから今までを振り返りながら、この先の未来について、今、立ち止まって考える」という目的の元、全体研修会を開催しました。

 

 

「休みなくみんなで走り抜けた10年間」原点に立ち戻り、法人を立ち上げる前から関わっている保護者(職員)、各事業所の立ち上げから働いている職員(現在の責任者含)と理事長が対話をしながら振り返る、シンポジウム形式で研修を行いました。

 正職員、契約職員、パート職員、どんな立場であっても関係ありません。

一人の職員として「なぜ私は、きららの木で働くの?」ということについて、面白エピソードたっぷりに

理事長との出会いを振り返りながらたくさんの職員が語ってくれました。

 

(全てをご紹介できないことが残念でなりませんが、一部ご紹介させていただきます。)

・初代副理事長の事、保護者みんなで集まっての定例会、ペンキを片手に泊まり込んでの手作りの事業所作り等についてスライドショーを使い共有し、歴史の上に今があることが再確認できました

・職員募集をしていないにも関わらず「働きたい」と電話をし運転手として雇われた。今では、現場責任者となり、朝から晩まで一日中きららの木のことしか考えていなかった程一生懸命になれたことが誇りである

・知り合いからの紹介で面接を受けた。受ける前は自信もなくお断りするつもりだった。2時間の面接後に自分から「働かせてください」とお願いしていた。それを家族へ報告したらとても驚かれ今に至る・・・。

・子どものことでとても悩み苦しんでいた時に、さりげなく話しを聞き出してくれた。1ヶ月休みをいただくなんてとんでもない事なのに「子どもが一番」と快く休ませてくださった。だから今も働き続けている。

・職員同士が常に支え合っている。支えられていると思うから安心して働くことができると思う。

・今までの人生の中で初めて「利用者さんのため」だけに働くことができる。それが嬉しい。・・・etc

 

 

副理事長は

「事業所のための事業所ではなく、利用者さんのための事業所」であること。たくさんの支えの中、保護者の仲間と共に立ち上げた理事長の想いを皆さんが理解し実践してくださっていることに感謝している。その想いを支援へと繋げていくためにも、学びを積み重ねることも大切である。今年は「了」という漢字を私の今年の一文字とした。一つ一つを「完了」させてから次へとすすむ年にしたい。そのためにはまず「還=立ち止まって考える」こと。とありました。

 

 

 

理事長は「今は目に見えないかも知れないけれど、そういう事実があったことを今日の全体研修で目に焼き付け、心に焼き付け、そして、これからのきららの木が社会にとって、どのような社会資源の創出となるかをここにいるみんなで共に「考え」「問い」ながら育てていきましょう。共に高め合いながら働いてくれる職員がいるおかげだと、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。」という言葉があり「~あなたがいるからわたしはうれし~皆が同じ一人の人として、「出会えてよかった」という気持ちで、「きららの木で働く」ということが職員の「幸せ」という捉えの中でしっかりと存在して欲しい」。とまとめられました。

 

  

次の10年に向け、「問い」ながら「考え」ながら、そして「笑う」ことを忘れず歩んで参ります。どうぞ本年もよろしくお願いいたします。