令和2年1月 NPO法人きららの木 全体会(研修会)
皆さま
新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
令和2年初めての全体会は
?理事長から新年の挨拶と共に「立ち上げからの想いの共有」話しがありました。
・「幸せ」を追求すること。利用者さんたちの「幸せ」に関わっていることを喜びにかえ、
10周年を迎えた今こそ、責任者を中心に、全ての職員の力を束ね「新しいきららの木を作る」
・立ち上げた当初「10年いや13年待って」と保護者にお願いしていた法人が所有する建物は、
応援くださる皆さんのおかげにより、とても早く実現することができたが、まだまだ社会資源は
果てしなく必要なものがある
だからこそ、丁寧に物事を判断し、今必要か、チーム力はどうか、人がどう動くのか等を見極めながら
すすめていかなければならない
・丁寧な言葉を使うこと 利用者(児)さん方の見本となる「美しい言葉」を使おう
・今年もどうかみなさん「生き抜きましょう」
どのように生きるのか、全ての人が元気で健康で「一年ありがとう」という気持ちを持てるように
一人ひとりの命を大切にしていかなければならない
続いて「安全衛生」についての研修があり、ヒヤリハット(ハインリッヒの法則)や
RCA(根本原因分析法)、KYシート等について研修がありました。
「慣れた頃に事故が起こる」常に胸に停めておかなければならないことです。
?事務からは「給与についての説明」を受け、改めて手当等を振り返る機会となりました。
?副理事長による
「障害のある人もない人もともに暮らしやすい社会づくり条例」について
研修を実施しました。
・障害者権利条約を批准 ・保護主体→権利主体へ
・医学モデル→社会モデル
奈良県が作成したDVDを観ながら、奥田副理事長の話しを聞きました。
みなさんも知ってくださっていると思いますが、
DVDには「NPO法人 きららの木」からたくさんの職員や利用者さんが
出演させていただいています。
(さ~て。マスターは誰でしょうか♪♪)
・「自己決定権」に伴なう「意思決定支援」とは
・障害者が障害のない(と言われている)人と同じ権利を有するとは
・生まれた時から障害のある方から「私、不幸です」という言葉を僕は聞いたことがない
「可哀そう、何かしてあげないと」と「不幸せな人」と思われ「措置」されていた歴史
・「社会が障害者を作っている」だから「社会が変わらないといけない」
・奈良県の条例は「不利益な取り扱い」や「合理的配慮の不提供」を個人個人に義務として位置付けている
「何人も」という言葉は「全ての人が生きやすい社会づくり」に繋がる
最後には、
DVDに出演している職員のインタビューがあり、
「色々な資格も取ることができ、自分がやりたいと思う仕事ができている。仕事もプライベートも楽しいです」と、今の気持ちを話してくれました。
「学校にいるうちが華やで」という言葉を聞き、考えに考えて立ち上げた
「NPO法人 きららの木」
保護者の皆様や応援してくださる皆様と共にこれからも歩んで参ります。
「目に見えないところにこそ、そのものの本質がある」
今年ももどうぞよろしくお願い申し上げます。